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竹製いかだ航海実験、黒潮に流され漂流…台湾沖

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竹製いかだでテスト航海に挑んだ研究チーム(台湾沖で)=国立科学博物館提供

 3万年前に日本人の祖先が台湾から沖縄へどう渡ったのかの検証をめざす国立科学博物館などの研究チームは12日、台湾で竹製いかだを使ったテスト航海を行ったと発表した。

 5人が乗り、手こぎで約60キロ・メートル先の離島を目指したが、黒潮などの影響で漂流し、自力での到着を断念した。

 チームは2019年夏、100キロ・メートル以上離れた台湾―沖縄・与那国島間を渡る本格的な航海実験を計画している。昨年夏、草舟をこいで与那国島から約75キロ・メートル先の西表島に向かうテスト航海に挑んだが、草舟が潮流に流され、伴走船に引かれる結果になった。

 台湾でのテスト航海は11日に実施。今回は現地に自生する竹でいかだ(長さ約10メートル、幅約1メートル)を組み立て、台湾南東部の海岸を午前4時に出発した。しかし午後に海が荒れ始め、予想より強い黒潮に流される状態になった。島から西に十数キロ・メートル離れた海上で日没となり、伴走船に引かれて島にたどり着いた。
2017年06月13日 11時12分    Copyright © The Yomiuri Shimbun