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観光バスと衝突、乗用車の男性死亡…45人けが

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中央分離帯を乗り越えた乗用車と衝突した観光バス(10日午前10時23分、愛知県新城市で、読売ヘリから)=飯島啓太撮影

 愛知県新城しんしろ市富岡の東名高速道路で10日朝、下り線から中央分離帯を乗り越えてきた乗用車が、上り線を走行中の観光バスと衝突した事故で、県警によると、乗用車を運転していた浜松市東区有玉北町、医師伊熊正光さん(62)が死亡し、バスの乗員乗客47人のうち45人が負傷した。

 事故は10日午前7時半頃、新城パーキングエリア付近で発生。乗用車はバス前部に突き刺さるように衝突、大破した。バスの負傷者は6人が顔や胸などの骨を折る重傷とみられ、39人が軽傷という。

 県警によると、下り線の中央分離帯付近に高さ約70センチののり面があり、辺りには車が横滑りしたような痕があったという。県警は、何らかの原因で制御不能になった乗用車が、のり面でジャンプする形で分離帯を飛び越えたとみて調べている。

2017年06月11日 00時56分    Copyright © The Yomiuri Shimbun

 

「車が飛んでくるように見えた」青ざめる乗客

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走行する観光バスの前に、対向車線から飛んできた乗用車(観光バスのドライブレコーダーから)=東神観光バス提供

 愛知県新城しんしろ市の東名高速道路で10日朝に起きた事故で、観光バスのフロントガラス上部に突き刺さるように衝突した乗用車は原形をとどめないほど大破していた。

 車は対向車線から中央分離帯を飛び越えて衝突しており、乗客は「車が飛んでくるように見えた」と恐怖を語った。

 事故直後、現場は多くの救急車や消防車で騒然となった。額に血のにじんだ包帯を巻いた乗客の女性(54)は「気が付いたらぶつかっていて、車内に窓ガラスが飛び散り、多くの乗客が破片を浴びた。たくさん出血している人もいた。フロントガラスに向かって車が飛んでくるように見えた」と、青ざめた表情で話した。

 バスの前方に乗っていたという同県豊川市の会社員男性(43)は搬送先の新城市民病院で、「いきなり衝撃があり、顔にガラスが飛んできて眼鏡が割れた。何が起きたのか分からなかった」と振り返った。車内では乗客同士で窓のカーテンを使って止血したり、声を掛け合ったりしていたという。
2017年06月10日 13時48分 Copyright © The Yomiuri Shimbun