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作業員が汚染室内3時間、多量に吸い込む一因か

 茨城県大洗おおあらい町の日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターの被曝ひばく事故で、作業員5人が、検査と除染の準備が整うのを待つ間、約3時間にわたって事故が起きた部屋内にとどまっていたことが分かった。

 作業員が多量の放射性物質を吸い込む一因となった可能性があるが、原子力機構は「室外に汚染が広がるのを防ぐために必要な措置だった」と説明している。

 汚染の拡大を防ぎながら、体に付着した放射性物質を検査し除染するためには、部屋の出入り口にビニールハウスのような作業スペースを設ける必要がある。原子力機構によると、6日午前11時15分頃に事故が発生した後、作業スペースを作るのに時間がかかり、午後2時半頃に完成するまで、5人は放射性物質が飛散した燃料研究棟108号室で待機した。このうち50歳代男性職員の肺からは2万2000ベクレルのプルトニウムが検出された。
2017年06月09日 15時34分    Copyright © The Yomiuri Shimbun