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絶滅危惧種のオオルリシジミ羽化…長野・安曇野

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羽化したオオルリシジミ=竹田淳一郎撮影

 環境省レッドリストで絶滅危惧1類に指定されているチョウ「オオルリシジミ」が羽化の時期を迎え、長野県安曇野市の国営アルプスあづみの公園(堀金・穂高地区)で優雅に舞う姿が観察されている。

 オオルリシジミは、羽の表面は紫がかった青「瑠璃るり色」をしており、裏面には黒とオレンジ色の紋があるのが特徴。安曇野市東御市飯山市など長野県の一部に生息するほか、熊本県阿蘇地方に別の亜種が確認されている。

 羽化は5月下旬から始まり、成虫の寿命は約2週間で、その間に交尾してマメ亜科の多年草「クララ」の花芽に卵を産む。

 オオルリシジミを研究する帝京科学大の江田こうだ慧子講師(昆虫生態学)は「アルプスあづみの公園は絶滅危惧種のチョウを間近で見ることができる貴重な場所。安曇野の美しい風景と一緒に観察してみてほしい」と話している。

2017年06月03日 11時54分    Copyright © The Yomiuri Shimbun