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大火砕流26年、鎮魂の祈り…雲仙・普賢岳

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「消防殉職者慰霊碑」を訪れ、献花する遺族ら(左奥は雲仙・普賢岳)(3日午前10時36分、長崎県島原市で)=田中勝美撮影

 43人の死者・行方不明者を出した1991年の長崎県雲仙・普賢岳の大火砕流から、3日で26年となった。

 この日を「いのりの日」と定める同県島原市では追悼行事が営まれ、市民らが鎮魂の祈りをささげた。

 島原市にある「噴火災害犠牲者追悼之碑」と「消防殉職者慰霊碑」の前にはそれぞれ献花台が設置され、遺族や市民らが次々に花を手向けた。消防団員だった長男の佐藤透とおるさん(当時24歳)を亡くした均ひとしさん(79)は、「26年間、あの日を忘れたことはない。二度とこのような災害が起きないでほしい」と話した。

 大火砕流発生時の市長だった鐘ヶ江管一さん(86)は、「災害の記憶を風化させないよう、子どもたちに伝えていかなければならない」と語った。大火砕流が発生した午後4時8分にはサイレンを鳴らし、市内で一斉に黙とうをささげる。
2017年06月03日 11時32分    Copyright © The Yomiuri Shimbun