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首相、北朝鮮抑止へ「米と具体的行動」 弾道ミサイル

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記者の質問に答える安倍首相(29日午前、首相官邸

 安倍晋三首相は29日朝、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け「北朝鮮を抑止するため、米国とともに具体的な行動をとっていく」と語った。「北朝鮮が国際社会の度重なる警告を無視して、挑発を続けていることは断じて許すことはできない」と述べ、北朝鮮に厳重に抗議したことを表明した。首相官邸で記者団に語った。

 首相は「北朝鮮の問題は国際社会の最優先事項だ」と強調。イタリアでの主要国首脳会議(タオルミナ・サミット)で北朝鮮への対応を最優先事項と位置付けたことに触れ、「韓国をはじめ国際社会と連携しながら、高度な警戒態勢を維持し、国民の安全を確保していくために万全を期していく」とも語った。

 政府はこの後、国家安全保障会議(NSC)の関係閣僚会議を開催し、弾道ミサイルの分析や対応を協議した。

 菅義偉官房長官はNSC終了後の記者会見で、首相が発言した「具体的行動」に関して「日米は防衛体制と能力の向上をはかるべく具体的行動を取ることで一致しており、これに基づきしっかり連携する」と強調。「中国の果たす役割が重要だ。国連安全保障理事会でさらなる制裁や連携、圧力を強化していくために日米韓の役割も重要だ」と述べた。

 29日に来日する中国外交トップ、楊潔篪国務委員(副首相級)と北朝鮮問題を巡って協議する意向も示した。楊氏は同日午後に谷内正太郎国家安全保障局長と、30日には岸田文雄外相と会談する予定だ。

2017/5/29 11:19    日経新聞

 

 

北ミサイル発射、日本海EEZに落下

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北朝鮮のミサイル発射を受け、記者団の前で話す安倍首相(29日午前7時34分、首相官邸で)=三浦邦彦撮影

 北朝鮮は29日午前5時40分頃、同国東部の元山ウォンサン付近から弾道ミサイル1発を発射し、日本海排他的経済水域EEZ)内に落下した。

 韓国軍によると、約450キロ・メートル飛行し、弾道ミサイル「スカッド」系列と推定。米太平洋軍は、北朝鮮が短距離弾道ミサイルを発射し、6分間飛行したと発表した。北朝鮮による弾道ミサイル発射は今月21日に続くもので、今年に入って9回目。EEZ内への落下は今年3月6日以来となる。

 付近を通過する航空機や船舶などへの被害は確認されていない。迎撃措置はとらず、全国瞬時警報システム「Jアラート」は使用しなかった。

 26、27日にイタリアで開かれた主要国首脳会議(タオルミーナ・サミット)では、首脳宣言に北朝鮮を「新たな段階の脅威」と位置づけ、圧力強化を確認した。今回の発射は北朝鮮がこうした動きに抗議の意思を示したとみられる。

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 政府は首相官邸国家安全保障会議(NSC)4大臣会合を開き、情報の集約と分析を進めた。これに先立ち、安倍首相は29日朝、首相官邸で記者団に「北朝鮮が国際社会の度重なる警告を無視し、挑発を続けていることは断じて許すことができない」と強調。「北朝鮮を抑止するため、米国とともに具体的な行動を取っていく。国際社会と連携しながら、高度な警戒態勢を維持し、国民の安全確保に万全を期す」と述べた。

 菅官房長官は29日朝の緊急記者会見で、「航空機や船舶の安全確保の観点から極めて問題のある行為で、国連安保理決議への明白な違反だ。北朝鮮に厳重に抗議し、最も強い表現で非難した」と述べた。

2017年05月29日 08時51分    Copyright © The Yomiuri Shimbun