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トランプ陣営とロシア「接触あった」 CIA前長官明言

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23日、米下院情報委員会で証言するブレナン前CIA長官=AP

 昨年の米大統領選へのロシアの介入をめぐる疑惑を捜査していた米中央情報局(CIA)のブレナン前長官が23日、トランプ大統領の陣営とロシア政府側が「接触していた」と明言した。連邦捜査局FBI)が捜査に乗り出したことは「十分根拠があり必要だ」と語った。

 下院情報委員会で証言した。ブレナン氏が今年1月にCIA長官を退任後、「ロシア疑惑」について語るのは初めて。情報機関元トップがトランプ陣営とロシア当局との共謀の可能性を示唆したことで、トランプ氏側への追及が強まりそうだ。

 ブレナン氏は証言で、昨年夏にロシアが米大統領選に影響を与えようとしていたことが「明確になった」と指摘。昨年8月にロシア連邦保安局(FSB)のボルトニコフ長官と電話会談し、ロシア側が干渉を続ければ「米国の有権者は激怒するだろう」と警告したと述べた。ロシア側はその後も関与を続けたという。

2017年5月24日10時27分    朝日新聞デジタル

 

前CIA長官、トランプ陣営とロシア「接触あった」

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 5月23日、米国のブレナン前中央情報局(CIA)長官は、昨年の米大統領選でトランプ陣営とロシアが共謀していたかは分からないが、疑惑を巡る調査を実施するに値する情報や諜報を見たと明らかにした。ワシントンで撮影(2017年 ロイター/Kevin Lamarque)

 【ワシントン=平野麻理子】米中央情報局(CIA)のブレナン前長官は23日、ロシア政府による米大統領選挙の干渉疑惑について下院情報特別委員会で証言し、トランプ陣営メンバーとロシア政府関係者の間に「接触や交流があった」と認めた。その上で「連邦捜査局FBI)の捜査には十分な根拠がある」と語った。情報機関の元トップがトランプ陣営とロシアとの接触の事実を認めたことで疑惑追及を求める声は今後、一層強まりそうだ。

 トランプ政権の誕生を受け、CIA長官を1月に辞任したブレナン氏は「ロシアが臆面もなく2016年の大統領選に介入してきたことは明らかにしておくべきだ」と指摘。CIAはロシア介入を把握し、ブレナン氏は昨年8月にロシア連邦保安局(FSB)のボルトニコフ長官に電話で警告した。だが、ロシアの介入は続いたと証言した。

 焦点となるトランプ陣営の関与では、接触や交流の存在は認めたものの、ロシア側との共謀の事実があったかどうかについては「分からない」と語った。「ロシア側が(接触したトランプ陣営の)人物の協力を得られたかどうかは疑問だ」と述べるにとどめた。

 一方、トランプ氏から選挙戦におけるロシアとの共謀疑惑を公に否定するよう要請を受けたと一部メディアで報道された現職のコーツ国家情報長官も議会の別の委員会で証言。トランプ氏にロシアを巡る疑惑を否定するよう求められたかについて、「大統領とは定期的にやりとりするが、その内容を明らかにするのは適切とは思わない」と語り、報道の真偽には言及しなかった。

2017/5/24 11:05    日経新聞