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女性宮家案「粉砕すべきだ」 日本会議議員懇で強い反対

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日本会議国会議員懇談会の皇室制度プロジェクトであいさつする座長の衛藤晟一首相補佐官=23日午前、国会内

 日本会議国会議員懇談会は23日、国会内で皇室制度プロジェクト(座長=衛藤晟一首相補佐官)の勉強会を開き、男系継承のあり方を議論した。自民党を中心に23人が参加し、天皇陛下の退位を実現する特例法案の付帯決議に、政府に検討を求める皇位継承策として「女性宮家」を明記することへの反対論が相次いだ。
 天皇陛下の退位をめぐり、衆参両院の正副議長が3月にまとめた「議論のとりまとめ」では、「女性宮家の創設等」の検討を政府に求めることが盛り込まれた。これに対し、プロジェクト座長代行の柴山昌彦首相補佐官は23日の会合後、記者団に「こうした方策がまず最初に出てくるのはおかしいとの認識を共有した」と語った。

 出席者によると、この日の会合では「付帯決議に『女性宮家』を盛り込む動きを断固粉砕すべきだ」などの意見が出た。「戦後に旧11宮家が臣籍降下したのは占領政策の結果だ」として、戦後に廃止された旧宮家の復帰による男系維持を求める声もあがった。

 日本会議国会議員懇談会は2015年、女性宮家女系天皇の容認につながるとして反対する立場から、女性皇族が結婚して皇籍を離れた後も、民間人として皇室活動を続ける制度の実現を政府に要望している。

 この日は、神道政治連盟政策委員の新田均・皇学館大現代日本社会学部長が、「男系継承を優先しなければならない理由」と題して講演。旧宮家の復帰や女性皇族と男系男子孫の結婚など、男系維持のための努力を尽くすべきだと訴えた。(二階堂友紀)

2017年5月23日20時00分    朝日新聞デジタル