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村田の世界戦、再戦を指示 採点巡りWBA会長謝罪

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エンダムに判定負けし、ぼうぜんとする村田(中央)=20日、東京・有明コロシアム

 20日に東京・有明コロシアムで行われた世界ボクシング協会WBA)ミドル級王座決定戦12回戦で、2012年ロンドン五輪金メダリストの村田諒太帝拳)がアッサン・エンダム(フランス)に1―2の判定で敗れた結果を受け、WBAヒルベルト・メンドサ会長は同日、両者の再戦を指示することを明らかにした。WBAの公式サイトで表明した。
 メンドサ会長は公式サイトの中で「私の採点では117―110で村田の勝ち。村田選手、(試合を主催した)帝拳プロモーション、日本のボクシングファンに謝罪したい。このダメージを回復する言葉が見つからない」と採点の非を認めた。その上で「(タイトルマッチを管轄する)選手権委員会に両者の直接再戦(ダイレクト・リターンマッチ)を指示するつもりだ」と表明した。通常、ボクシングでは直接再戦は認めていない。

 試合は村田が4回にダウンを奪うなど優勢に試合を進めた。米国人ジャッジは7ポイント差で村田の勝ちとしたが、パナマ人ジャッジが5ポイント差、カナダ人ジャッジが3ポイント差でともにエンダムを支持した。この試合を主催した帝拳ジム本田明彦会長は「今までやってきた中で一番ひどい採点だ。あの2人を除く全員が村田の勝ちだと思っている」と憤りをあらわにしていた。

2017/5/21 9:26    日経新聞

 

 

「こんなのボクシングではない」 村田の判定負けに怒声

 ボクシングの2012年ロンドン五輪金メダリストで13年にプロとしてスタートした村田諒太選手(31)=帝拳=が20日、東京都江東区有明コロシアムで開催された世界ボクシング協会WBA)ミドル級王座決定戦で判定負けし、世界王座には届かなかった。

村田諒太が判定負け 王座獲得に失敗 WBAミドル級
 村田選手はダウンを奪うなどし、勝利を確信した観衆は採点結果にブーイングの嵐。会場には「うそだ」「こんなのボクシングではない」といった怒声が飛んだ。

 東京都世田谷区の自営業、太田一幸さん(37)は「ちょっと信じられない判定。内容は悪くなかっただけに、不運な試合だった」とすっきりしない表情。「また一つ一つ積み重ねて、早めにまた世界に挑戦してほしい」と期待を込めた。

 60代夫婦の高橋さんも残念そう。夫の進さんは「あの階級はなかなか日本人チャンピオンが出ない。そろそろと思っていた」。妻の厚子さんは村田選手のプロデビュー戦から国内の試合は全て会場に足を運んで観戦し、「ずっと見てきたので感慨深い」。敗れても強敵に立ち向かった姿に心を打たれた様子だった。(時事)

時事通信    2017年5月21日00時50分