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シリアの「イスラム国」支配地域で空爆、23人死亡

 【カイロ=飛田雅則】過激派組織「イスラム国」(IS)が支配するシリア東部のデリゾール県で15日未明、米国軍主導の有志連合とみられる空爆があり少なくとも23人が死亡した。シリア人権監視団(英国)が発表した。有志連合は空爆について声明を出していない。

 イラクとの国境沿いのデリゾール県の村で、住宅街が空爆された。ISの戦闘員が死亡したものの、犠牲者の大半は一般人だという。今後も死者が拡大する可能性がある。有志連合は10日にISが「首都」と称するラッカの西約40キロメートルに位置する戦略拠点タブカを制圧、戦闘が激化している。

 有志連合はラッカ奪還に向けて作戦を展開している。トランプ米政権は9日に、クルド人主体の民兵組織「シリア民主軍」(SDF)に武器を供与する方針を公表した。SDFはISが拠点とするラッカに、近く最終的な作戦を実行すると表明している。ISの劣勢は鮮明となっている。

2017/5/16 10:19    日経新聞