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絶滅懸念「ニホンイシガメ」襲うのはアライグマ

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足を失ったイシガメ。アライグマに食いちぎられたとみられる(京都府京田辺市で、京都府保健環境研究所提供)

 絶滅が懸念される日本固有種の「ニホンイシガメ」が、野生化した北米原産のアライグマに襲われるなどして激減していることが、京都府保健環境研究所などの調査で分かった。

 イシガメと生息場所が同じで、同原産のミシシッピアカミミガメミドリガメ)は被害を受けておらず、生息数を急速に伸ばしていることも確認。これら外来種の「ダブルパンチ」で、イシガメの生存が脅かされており、専門家は「全国的にも同様のことが起きているだろう。固有種を守るための対策が必要だ」と訴えている。

 同研究所と市民団体「和亀保護の会」(堺市)は2015~16年、京都府京田辺市のため池約10か所でカメ類の生息調査を行い、537匹を捕獲。このうち、1990年代に同じ地域で行われた2度の調査で60~70%を占めていたイシガメは13%に激減し、わずか1~2%だったミドリガメ過半数の52%に急増していることが分かった。
2017年05月13日 16時48分    Copyright © The Yomiuri Shimbun