東京都杉並区の上田美恵子さん(当時62歳)が自宅で殺害された事件で、警視庁は10日、埼玉県鶴ヶ島市上広谷、元工務店従業員、青木啓之被告(52)(死体遺棄罪で起訴)を殺人容疑で再逮捕した。
発表によると、青木被告は1月11日午後2~3時頃、杉並区清水の上田さん宅で、上田さんの左胸を刃物で複数回刺し、失血死させた疑い。上田さんの遺体は床下に遺棄していた。容疑を認め、「上田さん宅の台所にあった包丁で刺した」と供述している。
青木被告はこの日、住宅リフォーム工事を巡って上田さんと口論になったといい、動機について「母親の悪口を言われてカッとして殺した」などと供述している。
2017年05月10日 18時02分 Copyright © The Yomiuri Shimbun