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憲法改正「各党間で議論を」…首相、活性化促す

 安倍首相(自民党総裁)は8日の衆院予算委員会で、憲法を改正して2020年の施行を目指すと表明した狙いについて、「国会での政党間の議論を活性化するためだ」と述べた。

 年限を区切って今後の改憲論議を加速させたい考えで、同日の自民党役員会で党内調整の本格化を指示した。自民党は具体的な改正案の検討に着手する方向だ。

 首相が憲法改正の目標年を明示して以降、初の国会論戦となった。首相は答弁で、自身の発言を機に議論が活発化することに期待感を示し、「大いに(衆参)両院の憲法審査会において各党間で議論をしていきたい」と呼びかけた。

 憲法審査会は与野党対立の影響を受け、改正項目の絞り込みが進んでいない。首相は、「議論を永遠に続けていくのではなく、いつまでに、ということを党総裁として述べるべきだと考えるに至った」と述べ、年限を明示することで議論に一石を投じる狙いがあったことを強調した。
2017年05月09日 07時07分    Copyright © The Yomiuri Shimbun