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仏大統領選、偽ニュース脅威に 裏にロシア?関係指摘も

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エマニュエル・マクロン氏=AFP時事

 フランス大統領選の選挙戦最終盤、半年前の米大統領選を思い出させるような事態が起きた。マクロン氏の陣営は5日夕、陣営のメールや添付文書とされる情報がファイル共有サービスに大量に流出し、ソーシャルネットワークで拡散されていると発表した。
 3日夜のテレビ討論の直前には、マクロン氏がタックスヘイブン租税回避地)の会社設立に関与していたとする文書がネット上で出回った。討論でルペン氏は「隠し口座が見つからなければいいけど」と攻撃に使った。マクロン陣営の告訴を受け、検察が捜査を始めた。

 陣営は、昨年12月から継続的にハッカー攻撃を受けてきたとする。関与したとされるハッカー集団は、米情報機関がロシア政府との関係を指摘している。

 米大統領選では、クリントン陣営へのハッカー攻撃が結果に影響を与えたといわれている。マクロン陣営は「偽ニュース」の拡散に神経をとがらせる。

2017年5月7日05時00分    朝日新聞デジタル

 

ルペン氏、偽情報でマクロン氏批判? 「質問しただけ」

 フランス大統領選で決選投票に臨むマクロン前経済相(39)がタックスヘイブン租税回避地)の会社設立に関与していたという情報がネット上に広まっている。対立候補である右翼・国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン氏(48)は3日のテレビ討論で、この情報に言及してマクロン氏を批判した。AFP通信によると、フランス検察は4日、この情報について名誉毀損(きそん)の疑いで捜査を始めた。
 マクロン氏の陣営が氏名不詳の情報元を相手に告訴していた。同陣営によると、情報はテレビ討論が始まる約2時間前から、「仏ジャーナリストの間で出回っている」として、偽物のマクロン氏の署名が付いた文書とともに複数のツイッター・アカウントで広まった。偽の文書は最初、米国のファイル共有サービスに投稿されたという。

 3日のテレビ討論では、マクロン氏がルペン氏の議員秘書不正雇用疑惑について言及。これに対してルペン氏が「あなたがバハマに海外口座を持っていることが発覚しなければいいけど」などと、情報を反論の材料にした。マクロン氏は「名誉毀損だ」と反論した。

 ルペン氏は翌朝、仏テレビに「私は彼に質問しただけだ」と述べ、隠し口座について証拠を持っていないことを認めた。(パリ=喜田尚)

2017年5月5日17時43分    朝日新聞デジタル