読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

今日のニュース

気になったニュース

千葉女児殺害、容疑の元保護者会長を送検

 千葉県松戸市の小学校に通うベトナム人の女児(当時9歳)が殺害された事件で、県警は6日、同校の元保護者会長渋谷恭正やすまさ容疑者(46)を殺人と強制わいせつ致死、わいせつ目的誘拐の容疑で千葉地検に送検した。

 発表によると、渋谷容疑者は3月24日、自宅近くの女児宅周辺で、わいせつ目的で女児を軽自動車に誘い込み、その後、車内などでわいせつ行為をし、首を絞めるなどして殺害した疑い。調べに対し、「供述を拒否します」と話している。

2017年05月06日 11時10分    Copyright © The Yomiuri Shimbun

 

元保護者会長再逮捕に憤り「見守りは何のため」

f:id:obaco:20170506114307j:image

「くやしい 本当にくやしい」と書かれた線香立て(5日午後、我孫子市北新田で)=西田真奈美撮影

 千葉県松戸市立小学校に通うベトナム人の女児(当時9歳)が遺体で見つかった事件で、元保護者会長の渋谷恭正やすまさ容疑者(46)が5日、殺人などの疑いで再逮捕された。

 女児の自宅周辺や遺棄現場では、憤りや悲しみが改めて広がり、真相究明を求める声も相次いだ。

 女児と同級生だった娘を持つ女性は5日、取材に対し、「(渋谷容疑者の)見守りは何のためだったのか」と憤った。事件後、娘は大人に対し恐怖を感じ、自宅のインターホンにも出ない状態だという。女児の遺族に対しては、「何と声をかけたらいいか、わからない」とため息を漏らした。

 県警によると、渋谷容疑者は、再逮捕容疑について、供述を拒否している。女児と同級生だった孫がいる70歳代の男性は「本当のことを語ってほしい」と述べた。

 松戸市の市民センターに設置された献花台で手を合わせた印西市の会社員男性(48)は「日本のことが大好きだったという女の子がこんな目に遭うなんて、申し訳ない気持ちでいっぱい」と声を詰まらせた。

 遺体が遺棄された我孫子市の現場には、「くやしい 本当にくやしい」と書かれた線香立てなどが置かれている。飲み物を手向けた団体職員の男性(29)は「自分にも娘がいるので人ごとではない。現場を目の当たりにすると悲しさが増す」と唇をかんだ。埼玉県草加市の主婦(46)は「女の子がかわいそう。真実を話してほしい」と語った。

 松戸市は、女児の遺族が孤立せずに暮らしていけるように支援策をまとめた。行政サービス利用時の通訳の無料手配や、保健師らによる心のケアの実施などが柱で、週明けにも職員が遺族宅を訪問し、支援策を説明する。

 市は「遺族の悲しみと不安を少しでも和らげるため、きめ細かいサポートをしていきたい」としている。

2017年05月06日 09時11分     Copyright © The Yomiuri Shimbun