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沖ノ島世界遺産、一部除外に地元「予想もせず」

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宗像大社沖津宮の現地大祭(昨年5月27日)=中嶋基樹撮影

 「『神宿る島』宗像むなかた・沖ノ島と関連遺産群」(福岡県)が、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産登録に向け、前進した。

 ただ、ユネスコの諮問機関「国際記念物遺跡会議」(イコモス)の勧告は、沖ノ島宗像市)以外を除外するよう求めており、地元には驚きも広がった。

 イコモスが、条件付きながらも「登録」を勧告したとの連絡を受け、2010年から機運を盛り上げる活動を続ける「宗像・沖ノ島世界遺産市民の会」の木村健次会長(72)は「登録が決まれば、今まで以上に子どもたちが郷土に誇りを持てるようになる」と語った。

 ただ、すべての構成資産が認められなかったことを残念がる声も。沖ノ島から49キロ離れた玄界灘に浮かぶ大島(宗像市)の島民で元大島村職員の板矢英之さん(73)は「予想もしなかった。大島の人々が沖ノ島を守るために歴史を重ねてきたことに変わりはないので、ユネスコが最終的に登録してくれることを願っている」との期待を示した。
2017年05月06日 08時18分    Copyright © The Yomiuri Shimbun