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中国国際航空、平壌便一時停止…人の動き制限?

 【北京=東慶一郎】中国中央テレビは14日夜、中国国際航空が17日から北京発平壌行きの運航を一時停止すると伝えた。

 報道によると、同社は北朝鮮高麗航空以外で唯一北朝鮮との航路を持つ航空会社。顧客によるキャンセルの多さを理由に挙げているが、北朝鮮への圧力を求める米国に配慮して、人の動きを制限した可能性もある。

2017年04月15日 07時24分    Copyright © The Yomiuri Shimbun

 

中国国際航空北朝鮮便の運航停止 圧力強める?

 【北京=高橋哲史】中国国営の中央テレビは14日、中国国際航空が北京と北朝鮮の首都・平壌を結ぶ便の運航を17日から停止すると報じた。いつ再開するかはわからないとしている。旅客の減少が理由だと説明しているが、北朝鮮との人的な交流を制限し、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への圧力を強める狙いもあるとみられる。

 中国国際航空は2008年に「北京―平壌便」の運航を始めた。週3日の運航で、14日の便が最後となる見通しだ。今後、北京と平壌を結ぶ路線を運航するのは北朝鮮高麗航空だけとなる。

 中国は2月半ばから北朝鮮産の石炭の輸入を禁じる措置を取った。国連安全保障理事会が昨年11月に採択した制裁決議に基づくもので、中国が1~3月に輸入した石炭量は前年同期比で半減した。北朝鮮は貴重な外貨の収入源を絶たれた。

 トランプ米政権は中国にさらに強力な制裁措置を迫っている。中国が協力しなければ、軍事行動も辞さない構え。中国が航空便を停止するのは、米国に自制を促すねらいがあるとみられる。中国の王毅外相は14日、北朝鮮情勢について「米朝が真っ向から対立し、一触即発の状況は高度な警戒に値する」と強い危機感を示した。

2017/4/14 22:46    日経新聞