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首相「サリン弾頭装着、北が能力保有の可能性」

 安倍首相は13日の参院外交防衛委員会で、北朝鮮のミサイル開発について、「(化学兵器の)サリンを弾頭につけて着弾させる能力をすでに保有している可能性がある」と指摘した。

 ミサイル搭載のために小型化が必要な核弾頭に比べ、化学兵器は搭載が容易とされ、北朝鮮による化学兵器使用に警戒感を示したものだ。

 首相は委員会で、「平和的に解決をしていくのは当然だが、(北朝鮮は)ミサイル開発や核開発をやめず、能力を引き上げてきた現実がある」と指摘し、圧力強化の必要性を強調した。ミサイル攻撃を受ける前に相手の基地などを攻撃する「敵基地攻撃能力」の保有については、「国民の生命と財産を守るため、何をなすべきかという観点から様々な検討は行うべきだ」と語った。
2017年04月13日 20時05分    Copyright © The Yomiuri Shimbun

 

菅氏「北朝鮮化学兵器を相当量保有」 NSC後に言及

 核・ミサイル開発を進める北朝鮮情勢をめぐり、日本政府は13日、国家安全保障会議(NSC)4大臣会合を首相官邸で開いた。菅義偉官房長官は終了後の記者会見で「NSCでは北朝鮮の最新の動向や挑発行為の兆候について関係省庁の情報を総合し、分析を行った。我が国の対応方針を議論した」と述べた。
 菅氏は、北朝鮮の軍事的な挑発に備えて情報収集や警戒監視に当たり、国民の安全・安心の確保に万全を期すことを改めて確認したことも明かした。安全保障に関する機密事項などを取り扱うNSCの会合内容を明らかにするのは異例だ。

 菅氏は「北朝鮮化学兵器を生産できる複数の施設を維持し、すでに相当量の化学兵器保有していると見られる」とも指摘した。

 安倍晋三首相もこの日の参院外交防衛委員会で、「北朝鮮サリンを(ミサイルの)弾頭に着け、着弾させるという能力をすでに保有している可能性がある」との見方を示した。

2017年4月13日18時48分    朝日新聞デジタル