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長崎に多い「尾曲がり猫」あしらった路面電車

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浦上車庫を出発する「みなと」

 JR九州の豪華観光寝台列車ななつ星in九州」などを手がけた工業デザイナー、水戸岡鋭治さんがデザインした路面電車「みなと」の出発式が10日、長崎市大橋町の長崎電気軌道・浦上車庫で行われた。

 路面電車の魅力向上に向け、同市が熊本市などで路面電車をデザインした水戸岡さんへの依頼を同社に持ちかけ、実現した。みなとは1954年製造の車両(1両)を改装。総工費は約2000万円で、半分を市が補助した。

 外装は港町をイメージしてメタリックブルーを基調とし、長崎に多いとされる「尾曲がり猫」のイラストをあしらった。内装は床やつり革などに木材を多用することでぬくもりを演出し、船舶用照明を使用。カーテンの代わりにすだれ、一部の窓にステンドグラスを取り入れ、壁には龍踊じゃおどりの絵を飾るなどして和洋中の文化を表現した。

 式では関係者がテープカットなどで運転開始を祝い、田上富久市長は「乗ってみたいと思えるような電車に育つように魅力を発信したい」とあいさつした。

 水戸岡さんは「長崎は自然、文化、食事などが素晴らしい観光地。電車が皆さんに大事にされ、かわいがってもらえることを願っている」と期待を込めた。

2017年04月11日 10時08分    Copyright © The Yomiuri Shimbun