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エジプトの教会で爆発、21人死亡…テロか

 【イスタンブール=本間圭一】エジプト北部タンタにあるキリスト教の一派コプト教の教会で9日、大きな爆発があった。

 地元メディアによると、少なくとも21人が死亡、50人以上が負傷した。多くの信者が教会を訪れており、被害が広がった。現場から爆破装置の一部が見つかっており、捜査当局は、テロの疑いがあるとみて調べている。

 エジプトでは昨年12月、カイロ中心部にあるキリスト教の一派コプト教の教会内でテロがあり、20人以上が死亡した。

2017年04月09日 19時09分    Copyright © The Yomiuri Shimbun

 

エジプトのコプト教会で爆発、21人死亡 政府系紙報道

 エジプト北部タンタのキリスト教の一派コプト教の教会で9日朝、爆発があった。保健省によると少なくとも21人が死亡、69人が負傷した。政府系アハラム紙(電子版)が伝えた。地元県知事は、爆発物が仕掛けられたか、自爆テロによると見られると述べた。犯行声明などは出ていないが、政府報道官は「エジプトはテロ集団を必ず根絶する」と国営テレビで述べた。

 9日はキリスト教の復活祭(16日)直前の日曜日にあたり、爆発時に多数の信徒が礼拝に参加していた。インターネットに投稿された現場を映したとされる動画によれば、聖歌を合唱中に爆発が起きた。爆発後の映像では、礼拝堂内には爆風で吹き飛んで壊れた長いすや、ブロック片、木片が散乱し、床には血だまりがあった。参列者の叫び声も録音されていた。

 エジプトでは首都カイロで昨年12月、コプト教会自爆テロがあり、28人が死亡、40人以上が負傷した。過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。その後、IS系武装組織の勢力が伸長している東部シナイ半島で、コプト教徒が襲撃、殺害される事件が相次いでいた。

 コプト教徒はエジプトの人口約9200万人のうち約1割と推計される。ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は今月28、29日にカイロを訪問する予定になっている。(カイロ=翁長忠雄)

2017年4月9日19時59分    朝日新聞デジタル