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築地を移転せず改修なら7年734億円…都PT

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市場問題プロジェクトチームが検討する築地市場改修計画の完成イメージ

 移転するかどうかが焦点となっている東京・築地市場中央区)について、都の「市場問題プロジェクトチーム(PT)」の小島敏郎座長(弁護士)は8日、移転させず、市場施設を改修する場合の計画案を市場業者に示した。

 改修の総事業費は734億円。検討をさらに重ねた上で、5月に小池百合子知事へ提出する報告書に盛り込む。

 PTは3月29日に事業費を500億~800億円とする改修計画案の概要を示していたが、今回はより具体的な内容を説明した。それによると、現在は平屋構造になっている建物は、1階を市場、2階を駐車場に改修する。設計に1年半、工事には5年半かかると見込んだ。

 また、築地を使い続ける場合、移転に向けて既に建設が完了している豊洲市場江東区)は、約150億円かけて解体する。豊洲の用地は、最大4370億円で売却できると試算した。
2017年04月09日 08時54分    Copyright © The Yomiuri Shimbun

 

築地再整備「土壌」除き734億円 都PTが座長私案

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築地市場(東京都中央区

 東京都の築地市場中央区)の移転問題を検証する市場問題プロジェクトチーム(PT)の小島敏郎座長(弁護士)は8日、築地市場を現在地で再整備する私案について仲卸業者らに説明。総事業費を700億円余と見込んでいることなどを明らかにした。業界団体で構成する築地市場協会の伊藤裕康会長は同日記者会見し、私案について「市場を知らない人が書いた」と批判した。
 小島座長の説明では、再整備の総事業費は土壌汚染対策などを除いて約734億円と見込んでいる。調査・企画に1年半、工事に5年半の計7年間かけるとしているが、環境影響評価(アセスメント)は含まれていない。既存の建物を解体して種地を確保し、場内で移転を繰り返しながら工事をする「ローリング工法」を採る。

 豊洲市場江東区)は約150億円かけて解体し、跡地は約3200億~4370億円で売却するとした。跡地の評価額の具体的な算定根拠は示さなかった。都の用地取得費は1900億円弱だった。

 説明会では、豊洲移転に慎重な仲卸から賛同する意見があがった。移転推進派は欠席した。

 築地の再整備は1990年代前半に工事に着手したが、頓挫した経緯がある。説明に先立って開かれた記者会見で、市場協会の泉未紀夫副会長は「30年間、できもしないことにさんざん振り回されてきた。これ以上移転が遅れるのは時間、カネ、マンパワーのロス」と再整備に反対する考えを強調した。

 2017/4/8 22:20    日経新聞

 

 

築地市場再整備、費用は734億円 都PTが試算公表

 東京都の築地市場豊洲移転をめぐり、都の市場問題プロジェクトチーム(PT)座長の小島敏郎青山学院大元教授らが8日、市場を移転せずに築地で再整備する案を公表した。期間は7年、整備費は734億円で可能だとし、豊洲の用地は3200億~4370億円で売却できるとした。
 小池百合子都知事が昨年8月に移転延期を表明して以降、築地の再整備案が具体的に示されたのは初めて。PTが豊洲移転案とあわせて5月に報告書をまとめ、都幹部でつくる「市場のあり方戦略本部」が検討した後、最終的に小池氏が移転の可否を判断する。

 小島座長らは市場業者らとの意見交換会で再整備案を示した。市場の営業は続けながら、施設の建て替えや耐震改修をする内容。ただ、環境基準超の有害物質が検出された土壌の汚染対策費は含まない。豊洲の施設は約150億円で解体し、用地は住宅や商業地として区画整理する想定で売却価格を算出したという。

 一方、豊洲移転案も示し、開場後の運営で年に最大98億円の赤字が生じるため使用料の値上げが迫られるなどと指摘した。

 小島座長らの案について小池氏は8日、報道陣に「いろいろ調査されたと聞いている。戦略本部で(課題の)総点検を進めたい」と話した。(小林恵士)

2017年4月8日21時15分    朝日新聞デジタル