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来日中のスペイン国王、「フクシマの英雄」と再会

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スペインのフェリペ6世国王(左)と再会した自衛官ら=6日、東京都千代田区、津阪直樹撮影

 来日中のスペインのフェリペ6世国王が6日、東京電力福島第一原発の事故対応にあたった自衛官や消防士ら5人と面会した。国王は皇太子時代の2011年、自ら主宰する「スペインのノーベル賞」と呼ばれる「アストゥリアス皇太子賞」を5人に直接授与しており、国王の来日に際して再会を果たした格好だ。

 出席者によると、国王は「日本に来る時は絶対に皆さんに会わなければいけないと思っていた」と語りかけたという。事故当時、ヘリから原発への放水を指揮した陸上自衛隊加藤憲司2佐(45)は「事故の後も、賞の後もずっと福島のことを考えてくれていた、ということがとてもありがたかった」と話した。

 福島の事故対応にあたった5人は、「逆境の中での勇気、任務への責任感や人々の幸福を守る使命感を世界中へ示した」との理由で「フクシマの英雄」を代表して同賞平和部門を受賞した。

 この日の面会には福島の事故対応にあたった5人のほか、同賞の学術・技術研究部門、コミュニケーション及びヒューマニズム部門の過去の受賞者各1人も参加した。アストゥリアス皇太子賞は「スペインのノーベル賞」と呼ばれ、ネルソン・マンデラ南アフリカ大統領ら世界の著名人が受賞。日本からは緒方貞子・元国連難民高等弁務官(国際協力部門)も賞を受けている。(津阪直樹)

2017年4月6日20時02分    朝日新聞デジタル