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雪崩生き埋め「雪食べて呼吸確保」 救出の大田原高生徒

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雪崩に遭った1班の隊列

 登山講習中の高校生ら8人が死亡した栃木県那須町の雪崩事故で、犠牲者らとともに生き埋めになり、救出された県立大田原高校の男子生徒(16)の父親朝日新聞の取材に応じ、「息子は口の周りの雪を食べて呼吸できるようにした」と当時の状況を証言した。
 県教委によると、雪崩は3月27日午前8時半ごろ、スキー場近くの尾根上にある通称「天狗(てんぐ)の鼻」の大岩付近から発生した。55人が5班に分かれて参加し、1班の14人のうち大田原高校の生徒7人と教諭1人が死亡、他の6人も負傷した。

 取材に応じた父親によると、男子生徒は隊列の7、8番目ぐらいにいた。雪崩が襲った瞬間のことは覚えていないというが、「足元がずるっと滑り、後ろに何回転も転がっていって、木にもぶつかって、雪に埋もれた。手をのばしても雪の表面に出ないほどで、1メートルぐらいの雪をかぶった」と説明したという。

 2017年4月3日07時13分    朝日新聞デジタル