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豊洲、東ガスと交渉「問題ない」

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 豊洲市場の移転問題を検証する東京都議会の調査特別委員会(百条委員会)は18日、証人喚問を実施した。豊洲の用地売買交渉に関わった都の担当部局「中央卸売市場」の元市場長4人は、地権者だった東京ガスとの土地売買契約の交渉に問題はなかったと主張した。

 この問題では、都が2011年3月の売買契約時にその後の土壌汚染対策費を東京ガスが負担しないとの「瑕疵担保責任の放棄」を認めたことの是非が焦点となっている。【共同通信
2017年 03月 18日 19:45    ロイター

 

元市場長、東ガスとの合意「やむなし」 百条委

豊洲の土壌汚染対策負担など

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豊洲市場移転問題に関する都議会の百条委員会の証人喚問で、質問に答える岡田至・元中央卸売市場長(18日午後)

 東京都議会で強い調査権限を持つ「百条委員会」は18日、豊洲市場江東区)への移転問題を巡って4人の元中央卸売市場長に証人喚問した。瑕疵(かし)担保責任を事実上放棄したとの指摘もある2011年の東京ガスとの土壌汚染対策の追加負担などを巡る合意について、岡田至氏は「やむなしの判断だった」などと強調した。主なやりとりは次の通り。
 ――都は11年の東ガスとの市場用地売買契約に当たり、東ガスが土壌汚染対策費78億円を追加負担することで合意した。瑕疵担保責任を放棄したとも指摘される合意をした経緯を改めて。

 岡田氏「東ガス側は(土壌汚染対策を巡る)法的責任は果たしているが、新たな負担には応じるので、区切りを明確にしてほしいと。法律の専門家と相談したが、(東ガス側が)環境確保条例上の手続きを完了し、都も確認している以上は請求するのは難しいと考えた。東ガスの言い分も受け入れざるを得ないし、今後何か大きな問題が起きることもないだろうと考えて合意した」

 「瑕疵担保責任を免除したとは当時考えていない。最初から条件をのんだというより、精算払いができないか交渉していたが、確定一時払いという形になった」

 ――確定一時払いでよいと判断した根拠は。

 岡田氏「よいのではなく、やむなしだった。東ガスとしては追加負担がないのを明確にするのが絶対的な条件で、これがなければ合意できないと判断した」

 ――最終決定したのは誰か。当時の石原慎太郎知事にはどこまで説明したのか。

 岡田氏「決裁権者として決裁は私がした。09年に着任して早い時期にも知事には説明している。東ガスに負担を求める協議をし、その試算額は80億円だと説明した記憶がある。知事から高い安いとか指摘や特別な指示を受けた記憶はない」

 ――合意の段階でも知事には報告したか。

 岡田氏「11年3月にも報告したはずだが、その頃の記憶が判然としていない。東日本大震災直後でバタバタしていた。たぶん報告したと思うが、私自身場面が浮かばず、断言できない」

2017/3/18 19:28    日本経済新聞 電子版