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豊洲、再調査でも基準超…ベンゼンとシアン検出

 東京・豊洲市場江東区)の地下水モニタリング(継続監視)の再調査で、環境基準を超えるベンゼンとシアンが検出されたことが、関係者への取材でわかった。

 前回調査と同水準の数値が出たとみられる。19日に予定されている都の専門家会議(座長・平田健正放送大学和歌山学習センター所長)が結果を評価し、小池百合子知事が、築地市場中央区)を移転するかどうか判断する。

 1月に公表された前回9回目の調査では、ベンゼンが35地点で最大79倍、ヒ素が20地点で同3・8倍、環境基準が「不検出」のシアンが39地点で検出された。9回目の結果が、1~8回目と比べて異常に高かったことから、専門家会議が再調査を決定した。
2017年03月18日 07時57分    Copyright © The Yomiuri Shimbun

 

豊洲地下水、再調査でも基準超の有害物質
19日に公表

 東京都による豊洲市場江東区)の地下水モニタリングの再調査で、飲み水の環境基準を上回るベンゼンなどの有害物質が検出されたことが17日、分かった。昨年11~12月の9回目調査では基準の79倍の濃度のベンゼンを検出していた。再調査でも濃度は大きくは改善していないもようだ。結果は19日に開く土壌汚染対策を検討する専門家会議で公表する。

 再調査は1月30日から3月上旬にかけて実施していた。豊洲市場内の29地点で地下水を採取し、4つの検査機関が分析を担当した。結果は複数の有害物質について環境基準を超える数値が出たとみられる。

 都は2014年11月以降、9回にわたって地下水の調査を実施してきた。9回目は1~8回目に比べて数値が急激に悪化したため、再調査を実施していた。

 専門家会議では9回目と再調査の結果を比較・分析する。また、検出された物質がヒトや生鮮食品に影響するかなども議論する。9回目の採水作業の手順がそれまでと異なっていたことが指摘されているため、手順の違いが結果に影響したかどうかも検証する。

 小池百合子都知事は17日の記者会見で、再調査の結果に対する専門家会議の見解などを踏まえ、築地市場中央区)から豊洲への移転の可否を判断する意向を示した。

2017/3/18 0:34    日本経済新聞 電子版