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昭恵氏、籠池夫人と最近までメール 講演料の有無確認か

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衆院外務委員会で学校法人「森友学園」の籠池泰典理事長による自らの寄付金に関する発言について民進・福島伸享氏の質問に答える安倍首相=国会内で2017年3月17日午後4時半、川田雅浩撮影

 安倍晋三首相の妻の昭恵氏が、学校法人「森友学園」(大阪市)の籠池泰典氏の妻と最近までメールでやりとりしていたことが明らかになった。安倍首相も17日の衆院外務委員会で認めた。首相自身は籠池氏側と距離を置く発言を繰り返していたが、委員会では昭恵氏が前日の16日にもメールを送っていたとの指摘もあった。
 これまでの国会答弁によると、昭恵氏は森友学園が新設予定だった小学校の名誉校長に就いていたが、2月24日までに辞任を申し出た。関係者によると、昭恵氏から籠池氏の妻の携帯電話にメールが送られたのは、その後の2月28日と3月8日。

 2月28日のメールは、昭恵氏が2015年9月に森友学園の幼稚園で講演した際の講演料を受け取ったかどうか、「本当に記憶から飛んでしまって」と尋ねる内容だった。このメールの前日、衆院予算委で昭恵氏の講演料について質問を受けた安倍首相は「全く受け取っていないと聞いている」と答弁していた。

 3月8日のメールは午後9時半ごろに送られ、「来月私の親しい人が教育勅語の本を出します。今はそういう時なのでしょう」などと記されていた。

 これらのメールについて17日の衆院外務委で、民進の福島伸享氏が質問。安倍首相は、名誉校長を辞めた後もやりとりを続けていたことを昭恵氏から確認したとし、「(講演料について)妻からもう一度確認したもの。結果、向こう側から支払ったということはなかった」と答弁。「全く問題ない中身だと私は思っている。相手側が了解していれば公開してもいい」と続けた。

 福島氏は参院予算委の現地調査があった16日にもメールが送信されていると指摘。現地調査後、野党4党の議員が籠池氏や妻らと面談中に、「昭恵夫人から『幸運を祈ります』という文章がきたのをみんなに見せてくれた」ことを明かした。安倍首相はこのメールについては「存じ上げません」と述べた。

 そのうえで安倍首相は、「国有地の払い下げと学校の認可が問題の焦点。私の妻がメールのやりとりをしていること自体が問題では全くない」と強調した。(岡戸佑樹、坂本進)

2017年3月17日20時46分    朝日新聞デジタル