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豊洲の土地売買、水面下で元都副知事らが強引な交渉

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豊洲への市場移転の経緯と百条委で分かったこと

 「悠長なことはやってられない」「土地の価格が下がって困るだろう」――。東京都が築地市場の移転先に選んだ豊洲の土地売買をめぐり、所有する東京ガスとの「水面下」のやり取りが見えてきた。11日明らかになった東ガス側の記録によると、浜渦武生副知事(当時)らが土地売却を渋る東ガスを強引に説得したようだ。
 「石原(慎太郎)知事が『東京ガスが対策を実施し、きれいにするのだから安全。築地市場が移っても大丈夫』と宣言しないと、土地の価格が下がって困るだろう」。11日始まった都議会調査特別委員会(百条委員会)の証人喚問で、都幹部(当時)の東ガス担当者へのこうした発言が明るみに出た。記録されていたのは2000年12月22日の交渉のやり取りだ。

 都幹部は同じ席で「来月に東ガスの環境対策がオープンになるでしょう」とも話したという。実際に翌月、東ガスは豊洲の所有地で環境基準の1500倍のベンゼンが検出されたと発表したが、この交渉時点では非公表の情報だった。

2017年3月12日05時04分    朝日新聞デジタル