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民間人2人、来年にも月を周回…すでに前払い金

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スペースXが月旅行を目指して開発中の新型宇宙船「ドラゴン2」の想像図(同社提供)

 【ワシントン=三井誠】米民間宇宙企業スペースX社は27日、来年にも民間人の乗客2人を有料で月の周回軌道に打ち上げる計画を発表した。

 米メディアによると、同社は一人当たりの費用を5000万~8000万ドル(約56億~90億円)と見込み、2人はすでに「かなりの額の前払い金」(同社)を支払ったという。名前などは公表されていない。

 計画では、乗客2人は1週間の日程で月を回り、月面には着陸せず地球に戻る。月軌道への有人飛行計画は、米航空宇宙局(NASA)もトランプ政権の意向を受け2019年をめどに検討しており、アポロ計画以来ほぼ半世紀ぶりに活発化している。

 スペースXは現在、NASAの委託で国際宇宙ステーション(ISS)への物資輸送を担っており、来年4~6月には新型宇宙船「ドラゴン2」で飛行士を打ち上げる予定だ。あわせて、大型ロケット「ファルコン・ヘビー」を開発し、月旅行を目指す。
2017年02月28日 10時31分    Copyright © The Yomiuri Shimbun

 

米スペースXが月周回旅行 18年中に民間人2人乗せ

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スペースXが開発中の有人宇宙船(イメージ図)

 【シリコンバレー=小川義也】米宇宙開発ベンチャーのスペースXは27日、2018年中に民間人2人を乗せて月の軌道を回る有人飛行を実施すると発表した。実現すれば、人類が月周辺に到達するのは1960~70年代のアポロ計画以来となる。同社が最終目標に掲げる火星探査・移住計画にも弾みがつきそうだ。
 イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)によると、月旅行を希望する匿名の民間人2人が同社に接触。「かなりの額」の手付金をすでに支払ったという。スペースXは今後、2人の健康診断などを実施し、問題がなければ年内に訓練を始める。

 月旅行には米航空宇宙局(NASA)の支援を受けて開発中の有人飛行船「ドラゴン2」と、現行ロケットより推力が大きい大型ロケット「ファルコン・ヘビー」を使用する。月までの往復には1週間かかるが、高度な自動操縦システムを備えているため、宇宙飛行士が同乗する必要はないという。

 スペースXはNASAとの契約に基づき、国際宇宙ステーション(ISS)に宇宙飛行士を運ぶ同社初の有人飛行を来年4~6月期に計画している。月旅行の実現は、ISSへの有人輸送の成功が前提となる。

 同社は宇宙旅行の費用などを明らかにしていないが、この2人以外にも「強い関心」を示しているグループが複数いると説明している。

2017/2/28 9:00    日経新聞

 

 

民間人2人、月へ周回旅行 スペースX、18年後半に

 米宇宙企業スペースXは27日、民間人2人を乗せた有人宇宙船「ドラゴン」を2018年後半に月周回旅行に打ち上げると発表した。2人はすでに費用の多くを支払い、今年後半から訓練に入る。地球周回軌道を離れて月周辺に人類が到達すれば、1972年に最後に月面着陸に成功したアポロ17号以来、46年ぶりとなる。

 スペースXによると、月旅行には、同社が米航空宇宙局(NASA)の委託を受けて開発中の有人宇宙船ドラゴンと、将来の火星探査に向けて独自開発を進めるロケット「ファルコン・ヘビー」を活用する。ドラゴンは18年にNASAの宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)に搬送する目的で開発中。まずISSへの宇宙飛行士の搬送と帰還を成功させた上で、次の試みとして月への宇宙旅行をする。宇宙での滞在期間は1週間程度とみられる。

 搭乗する2人の氏名は公表されていない。スペースXは、ほかにも月旅行に強い関心を持っている人たちがいるとして、さらに多くの参加を見込んでいる。NASAの委託以外に民間の宇宙旅行を手がけることで打ち上げ回数が増え、長期的な費用の低下や信頼性の向上につながる利点があると説明している。

 月周辺への有人探査をめぐっては、NASAが今月、トランプ政権の意向を受けて21年以降に計画していた新型有人宇宙船オリオンの月軌道への打ち上げを19年ごろに前倒しするよう検討を始めたばかり。スペースXの計画が予定通り行けばNASAより早く実現することになる。

2017年2月28日11時02分    朝日新聞デジタル