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姫路城、謎の屋敷群復元へ 謝礼500万円、情報求む

文化

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姫路城の内曲輪(うちくるわ、内堀の内側)を描いた播州姫路城図。御本城(左下)など三の丸の屋敷群の見取り図が描かれている=中根家所蔵

 世界文化遺産・姫路城(兵庫県姫路市)の三の丸(いまの三の丸広場周辺)にかつてあり、今では謎とされる屋敷群の復元をめざし、市が4月から、広く情報提供を呼びかけることを決めた。連携して取り組む市民団体「姫路城を守る会」が総額500万円を用意。有力な資料や情報の提供者に贈るという。

 市が22日発表した。市立城郭研究室などによると、屋敷群には、城主が政務をとった「御本城(ごほんじょう)」があった。御居城(おんきょじょう)、三の丸居城とも呼ばれ、城を築いた池田家の後に城主になって全容を整えた本多忠政が三の丸西側に造った。1644畳の広さがあったといい、明治初期に陸軍が兵舎を建設した際に壊されたとされ、外観がわかる写真は見つかっていない。

 屋敷群には迎賓館の役割を担った御向(おむかい)屋敷、徳川家康の孫の千姫が住んだ武蔵野御殿などもあったが、詳細は不明だ。屋敷群の建物の間取りについては、城主だった本多家の家老・中根家の子孫宅に残っていた「播州姫路城図」に詳しく描かれていることが1997年に確認された。

2017年2月25日07時41分    朝日新聞デジタル