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「一九八四年」4万部増刷 トランプ効果、日本でも脚光

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書棚で「トランプ関連本」と並ぶジョージ・オーウェルの「一九八四年」=東京都豊島区のジュンク堂書店池袋本店、北村玲奈撮影

 トランプ米大統領の就任後、英作家ジョージ・オーウェルが1949年に出版した未来小説「一九八四年」の売り上げが伸びている。発売元の早川書房によると就任前の6~7倍のペースといい、計4万部を増刷したという。
 「一九八四年」は、徹底的な監視や「真理省」による歴史の改ざんなどによって国民をコントロールする社会を描いた反ユートピア小説。都合の悪いニュースを「うそだ」と否定したり、違法・違憲の疑いがありつつも、特定の国々からの入国を禁止しようとしたりする大統領の姿に、小説世界を重ね合わせる人が多いとみられる。

 早川書房は就任直後の1月末、「トランプ政権誕生で再びベストセラー! 世界の『今』を予言した傑作古典」との帯を巻いて急きょ1万部を増刷。その後も売れ行きは伸び続け、今月上旬までに3万部をさらに刷り増した。

2017年2月15日15時24分    朝日新聞デジタル