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元少女「症状を知って興奮」 タリウム事件で被告人質問

社会 裁判

 名古屋市で2014年に女性(当時77)を殺害したほか、12年に同級生の男女2人に硫酸タリウムを飲ませたなどとして、殺人や殺人未遂などの罪に問われた元少女(21)の裁判員裁判が9日、名古屋地裁であった。視力障害を負った同級生男性(20)の証人尋問に続き、午後からは元少女の被告人質問が行われた。
 元少女は、同級生に現れた脱毛などの中毒症状を初めて確認した時の気持ちを「症状が出るのを知って興奮した」と供述。一方で「殺すつもりはなかった」と「観察目的」を強調し、改めて殺意を否認した。

 元少女は高校2年生だった12年5~7月、中学の同級生女性(21)のほか、高校の同級生男性に2回、タリウムを飲ませて殺害しようとしたとされる。

 弁護側の質問に対し、元少女は「3人目」となる別の同級生にもタリウムを飲ませようとしたことを明かした。最初に男性に飲ませた2日後の12年5月30日、この同級生の水筒に入れたが、「いくら振っても溶けず、タリウムが浮いていた。水筒が透明でこれでは飲んでくれない」と考え、その場で捨てたという。

 また、同年7月に再び男性に投与した理由について「耐性ができているかもしれないと思い、どうなるか興味を持った」と述べた。

2017年2月9日21時55分    朝日新聞デジタル