読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

今日のニュース

気になったニュース

江戸城は要塞備えた最強の城…「江戸始図」発見

f:id:obaco:20170208234441j:image

徳川家康が築城した当時の江戸城を描いた最古級の絵図とわかった「江戸始図」=松江歴史館提供

 松江市は8日、徳川家康が築いた初期の江戸城を描いた最古級の平面図「江戸始図はじめず」(縦27・6センチ、横40センチ)が見つかったと発表した。

 江戸城は改築や焼失などで初期の姿は謎に包まれていたが、城の中心部が大天守と複数の小天守を櫓やぐらなどでつないだ「連立式天守」だったことが初めて確認された。調査を行った奈良大の千田嘉博教授(城郭考古学)は「築城当時の詳細を初めて的確に把握できる画期的な史料。強力な要塞機能を備え、当時最強の城だったことがわかる」と指摘している。

f:id:obaco:20170208234542j:image

 同市が市民から寄贈を受け、松江歴史館が所蔵していた「極秘諸国城図」(74枚)の1枚で、千田教授が昨年10月から調査した。

 家康が慶長8~19年(1603~14年)に築いた江戸城に関しては、慶長12~14年(07~09年)頃の城を描いたとされる東京都立中央図書館所蔵の「慶長江戸絵図」が最古級だった。今回の江戸始図も、記載された屋敷の大名らの名前などから、同じ頃の城を描いたとみられる上、慶長江戸絵図より、石垣や堀などの描写が明瞭で城の構造がより詳細にわかるという。
2017年02月08日 23時30分    Copyright © The Yomiuri Shimbun