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京葉線新駅「どんな手使っても五輪間に合わぬ」

 JR京葉線海浜幕張新習志野駅間で検討されている新駅(千葉市美浜区)を巡り、県と千葉市は31日、JR東日本に依頼していた事業費と工期の調査結果を発表した。

 駅本体工事を含む総事業費は概算で180億円。工期は駅が6年、近くに設置する自由通路が7年と見込まれ、目標にしていた2020年東京五輪パラリンピックまでの開業について、JR側から「どんな手を使っても間に合わない」と伝えられたとしている。

 発表によると、新駅の事業費は、駅本体の工事費(104億円)や設計費、システム改修費など計130億円。現在の線路構造を踏まえ、上りホームを2階、下りを1階に設置する想定で算出された。さらに、新駅近くを南北に貫く自由通路(150メートル)の建設費として50億円が示された。JR側からは「東日本大震災後、労務費が上昇している」との説明があったという。

 新駅の設置構想は1990年代に持ち上がったが、景気の低迷で動きが停滞。2013年にイオンモール幕張新都心が開業したほか、幕張メッセでの東京大会の競技開催が決まったことで機運が再び盛り上がり、県と千葉市習志野市イオンモールの4者がJRに調査を依頼していた。

 県担当者は「五輪には間に合わないが、新駅の効果を考えながら協議を進めていく」と話した。4者は今後、JR側から詳細な説明を受け、建設の是非や費用負担の割合を議論する。

2017年02月01日 12時44分    Copyright © The Yomiuri Shimbun