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積雪量、市民感覚とずれ…気象台が判断検証へ

 三重県北部を中心とした大雪で、津地方気象台が発表した四日市市の積雪量と市民の感覚との間に大きなずれが生じていることを受け、同気象台は同市に大雪警報を出さなかった判断が妥当だったか検証することを決めた。

 気象レーダーを解析するなどして、市内各地の降雪量を分析する。

 気象台が発表した同市の最大積雪は、市南部の塩浜地区にある観測点の17センチ(15日)。しかし、市中心部や北部の市民らからは「30センチは積もっていた」「50センチ以上の深さがあった」などの声が相次いでおり、公式記録との間にギャップが生じている。

 また、最大55センチ(気象台発表)を観測したいなべ市などには大雪警報が出されたが、四日市市には発表されなかったため、市民から気象台に「なぜ発表されないのか」「基準はどうなっているのか」などの問い合わせが寄せられたという。

 四日市市を含む県北部の大雪警報は、12時間の予想降雪量が20センチに達する時などに発表される。同気象台は「発表するか検討を重ねた結果、出さなかったが、判断の妥当性を検証したい」としている。

 同市には塩浜以外に積雪の観測点はなく、今後もこうしたずれが予想される。市の防災担当者は「公式記録だけでなく、防災には市民の感覚が大切。消防署の分署や公民館などに状況を尋ねるなど、きめ細かく対応したい」としている。

2017年01月21日 09時55分    Copyright © The Yomiuri Shimbun