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気温が急激に低下し「浮島現象」…宮城・女川

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「浮島現象」で海面から浮かんだように見える笠貝島(15日午前9時20分、宮城県女川町竹浦地区で)

 「数年に1度」とされる強い寒気の影響で、宮城県内全域では15日、今季一番の冷え込みを記録した。

 女川町竹浦地区では、気温が急激に低下することが一因で沖合の島が海面に浮かぶように見える珍しい「浮島現象」が起こり、地元民などの目を楽しませた。

 仙台管区気象台によると、15日には栗原市の駒ノ湯で氷点下12・5度の最低気温を観測するなど、県内の全22地点で今季の最低気温を更新した。女川町では海水温が8度に対し、気温が最低で氷点下7度まで下がった。

 「浮島現象」は、蜃気楼しんきろうの一種で、気温が海水温より下がった時に発生する自然現象。季節の変わり目などに見られることがある。15日には、同町竹浦地区の沖合約10キロ・メートル東にある無人島「笠貝島」が丸みを帯び、宙に浮かび上がるようにくっきりと観察できた。同町の漁師の男性(53)は船上で「冬を実感する光景だが、今日はいつも以上にきれいだ」と見入っていた。

2017年01月16日 07時53分    Copyright © The Yomiuri Shimbun