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子育て巡りトラブルか 妻殺害容疑の講談社次長

社会 事件

 東京都文京区で昨年8月に妻を殺害したとして、講談社の編集次長が逮捕された事件で、夫が「事件直前に妻から子育てについての不満がメールや電話であった」と話していたことが捜査関係者への取材で分かった。警視庁は、子育てを巡る夫婦間のトラブルが事件の一因になった可能性があるとみて調べる。
 逮捕された同社のコミック誌「モーニング」編集次長の朴鐘顕容疑者(41)は逮捕後、「妻を手にかけるようなことはしていない」と容疑を否認し、現在は黙秘しているという。妻の佳菜子さん(当時38)の死亡については、「自殺していた」と説明。一方、子育てを巡り、事件直前に佳菜子さんから「4人の子どもの面倒をみるのが大変だ」「自分のことが出来ない」とメールで連絡があり、朴容疑者は「帰宅後2人で話し合いをしていた」と説明。2人の間で育児方針を巡り、トラブルになっていたとみられるという。

 朴容疑者は当初「妻が階段から転落した」と説明したが、1階寝室の佳菜子さんの布団からは佳菜子さんのものとみられる尿の成分が検出され、朴容疑者が寝室で殺害後、遺体を移動させ、事故を装った疑いも出ている。

2017年1月11日12時13分    朝日新聞デジタル

 

 

 

講談社次長、供述変遷 現場と別の場所から妻の尿?検出

 東京都文京区の住宅で昨年8月、住人の女性が死亡する事件があり、警視庁は10日、女性の夫で講談社コミック誌「モーニング」の編集次長、韓国籍の朴鐘顕容疑者(41)を殺人容疑で逮捕し、発表した。容疑を否認しているという。
 捜査1課によると、逮捕容疑は昨年8月9日未明、文京区千駄木1丁目の自宅内で、妻の佳菜子さん(当時38)の首を圧迫して殺害したというもの。事件は同日午前2時50分ごろ、朴容疑者の119番通報で発覚。佳菜子さんは玄関近くの階段の下で、心肺停止の状態で倒れていた。

 朴容疑者は当時、同庁に「帰宅後、妻と会話して子どもの様子を見に行き、戻ったら妻が階段から転落していた」と説明。司法解剖の結果、死因は窒息死で、首に絞められた痕が確認されたほか、倒れていた場所とは別の所から佳菜子さんの尿とみられる成分も検出された。朴容疑者はその後の任意の調べに「妻は服で首をつっていた。自殺だと思う」「子育てで愚痴をこぼすことはあった」と説明を変えたという。

 警視庁は、自宅に当時、家族以外の出入りがなかったことや、佳菜子さんに自殺の動機がないことなどから、朴容疑者が妻の死亡に関与した疑いが強いと判断。10日午後、逮捕に踏み切り、講談社の朴容疑者の机などを家宅捜索した。

 朴容疑者は大学卒業後、1999年に講談社に入社。コミック誌の編集長として人気作品「進撃の巨人」に関わったほか、「週刊少年マガジン」の副編集長時代には映画化された「聲(こえ)の形」にも携わり、朝日新聞で2011~13年、「子どもを読む」という題名のコラムを連載していた。ヒット作を世に送り出す一方、一時は育児休業を取って子育てや家事に専念した時期もあったという。

 逮捕を受け、講談社は10日、「本人は無実を主張しており、捜査の推移を見守りたい」とのコメントを出した。

2017年1月10日21時05分    朝日新聞デジタル