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小型恐竜、成長で歯失う…くちばしのように変化

 【ワシントン=三井誠】約1億6000万年前のジュラ紀後期に生息していた小型恐竜リムサウルス(全長約2メートル)は、幼体にあった歯が成長するとなくなり、くちばしのように変わるとする研究成果を、中国科学院などの研究チームがまとめた。

 現存の両生類などで成長に伴い歯がなくなる例は知られているが、恐竜で確かめられたのは初めてという。鳥は恐竜から進化したとされ、今回の成果は、鳥のくちばしの起源の解明につながる可能性がある。

 研究チームは、中国北西部で見つかったリムサウルスの19個体の化石を分析。幼体では42本の歯があったが、成長するとなくなることが、確認できたという。幼体の時は小さな虫や植物を食べる雑食で、成長すると草食に特化したらしい。論文は米科学誌カレント・バイオロジーに掲載された。

2016年12月24日 17時30分     Copyright © The Yomiuri Shimbun