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大火災の糸魚川市内、「フェーン現象」の可能性

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煙に包まれる新潟県糸魚川市の市街地(22日午後6時4分)=片岡航希撮影

 気象庁によると、糸魚川市内では22日、山から海に向けて乾いた暖かい風が吹く「フェーン現象」が起きていた可能性がある。

 この日、日本海側には発達した低気圧があり、太平洋側から低気圧に向かって強い南風が吹きやすい状況だった。こうした風は列島中央を走る山脈を越える際に、降水などで水分を失うと、乾いた暖かい風になる。

 フェーン現象は乾燥した強風を伴うため、火災が発生すると飛び火などにより大火災につながることがある。1952年に鳥取市で発生した「鳥取大火」も、フェーン現象によって火災が広がり、5000戸超が被災した。東京理科大の菅原進一教授(建築防災)は「フェーン現象に伴う風は、過去に何度も日本海側に火事をもたらしてきた。建物の密集といった条件も重なり、火事が広がりやすい状況だったのでは」と話している。

2016年12月22日 20時47分    Copyright © The Yomiuri Shimbun