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広島でカストロ前議長「こんなにひどいことを」

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原爆死没者慰霊碑に献花するカストロ前議長(2003年3月、広島市平和記念公園

 キューバフィデル・カストロ国家評議会議長(90)の死去が伝えられた26日、日本でゆかりのある人たちは、「革命家」の素顔を振り返った。

◆細かく質問

 カストロ氏は2003年に来日した際、広島平和記念資料館広島市中区)を見学し、何度も「こんなにひどいことを」とつぶやいたという。館長として案内役を務めた畑口実さん(70)(広島県廿日市市)は「被爆者のことに思いをはせ、人間味のある指導者だと感じた」と話す。

 カストロ氏は被爆者の生活ぶりや、被爆後の病気などについて細かく質問。畑口さんが自らの父親が被爆死したことを語ると、抱きしめられたという。カストロ氏は約40分間の見学後、芳名録に「このような残虐行為が、決してまた起こりませんように」と書き残した。
2016年11月27日 09時11分    Copyright © The Yomiuri Shimbun