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東ロボくん、東大挑戦は中断 得意分野で産業応用研究へ

科学 教育

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地理歴史の問題の答えを解答用紙に筆記するロボットアーム「東ロボ手くん」=14日午後、東京都千代田区、遠藤啓生撮影

 東京大学の合格を目指している人工知能(AI)の「東(とう)ロボくん」を開発してきた国立情報学研究所は14日、今年の大学入試センター試験模試でも合格レベルに達しなかったと発表した。模試への挑戦は当面中断し、今後は、高得点だった世界史などの分野で使われた、膨大な情報から答えを見つける技術を産業応用する研究を続けるという。

 東ロボくんは2013年度から毎年、大学入試センター試験模試を受けてきた。今年は昨年同様、ベネッセコーポレーションの「進研模試」を受験。5教科8科目の合計得点は950点満点中525点で偏差値57・1。昨年に比べ得点は微増したが、偏差値は0・7下がり、東大文系で最低8割以上とされる点数には達しなかった。

 ただ、23の国公立大を含む535大学1373学部で合格率が80%以上だった。MARCH(明治大・青山学院大・立教大・中央大・法政大)と呼ばれる私立大学と同程度の難易度の学科も含まれた。13年と14年は別の業者による模試で単純な比較はできないが、全教科総合の偏差値は13年が45・1、14年が47・3だった。

2016年11月14日21時16分    朝日新聞デジタル

 

 

「東ロボくん」、東大合格を断念 苦手科目を克服できず

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地理歴史の問題を解答する「東ロボ手くん」=14日午後、東京都千代田区、遠藤啓生撮影

 東京大学の合格を目指す人工知能(AI)の「東ロボくん」が今年挑戦した大学入試センター試験模試の結果、合格レベルに達しなかったと14日、国立情報学研究所が発表した。同研究所は、東大合格への挑戦は4回目の今回で終えるとしており、今後は教科を絞って学習を続けるという。

 東ロボくんは、2013年度から毎年、大学入試センター試験模試に挑戦している。AIが東大合格に匹敵するような知能を得られるかを点数や偏差値から調べていた。

 今年は昨年に引き続き、ベネッセコーポレーションの「進研模試」を受験。5教科8科目の合計得点は525点で、偏差値57・1。昨年に比べ、得点は微増したが、偏差値は0・7下がり、東大合格レベルには達しなかった。科目別の偏差値をみると、世界史Bが66・3、物理が59と比較的、好成績だった。それに対し、英語(リスニング)が36・2、国語(現代文+古文)が49・7と伸び悩んだ。

 また、東ロボくんは、2次試験を想定した論述式の代々木ゼミナール「東大入試プレ」も受験。地理歴史(世界史)は偏差値51・8だったが、数学(理系)は全6問中4問が正解。偏差値も76・2と好成績だった。(山崎啓介)

2016年11月14日13時02分    朝日新聞デジタル