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地震で国重文仏像倒れ首折れる…「身代わりに」

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頭部が折れた銅造観世音菩薩立像(鳥取県大山町の大山寺で)

 鳥取県大山町の大山寺にある宝物館「霊宝閣」で展示されている国重要文化財「銅造観世音菩薩ぼさつ立像」(高さ36・9センチ)が地震後、首の部分が折れた状態で倒れているのが見つかった。

 同町では震度4を記録。同館にある他の重文の仏像3体は無事だった。

 破損した仏像は、10~12世紀に中国でつくられたとされる。同館を管理する大山寺の支院・円流院の大館宏雄住職(56)は「倒れているのを見たときは非常にショックだった。観音様が身代わりになって、寺を守ってくれたのかもしれない」と話していた。

 また、震度6弱を観測した同県倉吉市では、国登録有形文化財で、明治期から続く銭湯「大社たいしゃ湯」の浴室のタイルが大量に剥がれ落ちた。タイルは明治期の特注品で、破片をつなぎ合わせる以外に修復方法がないという。
2016年10月22日 22時50分    Copyright © The Yomiuri Shimbun