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余震165回、234棟損壊…1300人が避難

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地震で倒壊した建物を協力して撤去する住民ら(22日午後4時15分、鳥取県北栄町で)=菊政哲也撮影

 鳥取県中部で21日に震度6弱を観測した地震で、同県内は22日も断続的な揺れに見舞われ、同日夕現在で約1300人が避難している。

 気象庁によると、同県中部では22日午後8時までに震度1~4の余震を計165回観測。同庁は、今後1週間程度、震度6弱程度の地震に注意するよう呼びかけている。同県はこれまでに234棟の損壊を確認している。

 鳥取県によると、県内では21日から22日にかけ、約2800人が避難所や車の中などで一夜を過ごした。22日午後4時現在では、倉吉市や三朝みささ町、湯梨浜ゆりはま町、北栄ほくえい町などに37か所の避難所が設置され、計1324人が避難。引き続き車中泊する住民もいるという。

 気象庁によると、鳥取県中部では21日午後2時7分頃に震度6弱地震が発生した後、22日午後8時までに震度4が6回、震度3が20回、震度2が44回、震度1が95回あった。一連の地震は、三朝町中央付近から北栄町倉吉市の境界付近まで、南北方向に長さ10キロ超にわたって起きている。この領域の地下に震源断層があるとみられる。

 気象庁の青木元・地震津波監視課長は「近くに活断層はないが、内陸の地震では活断層ではない所でも起きることはある」と説明している。

 地震によって地盤が弱くなり、土砂災害が起こりやすくなったため、気象庁は当面の間、被災地周辺では、大雨警報や注意報、土砂災害警戒情報の発表基準を引き下げて運用することを決めた。対象は、震度5強以上を観測した鳥取県倉吉市岡山県真庭市など7市町。発表する雨量の基準を通常の7~8割に引き下げる。

 鳥取県によると、同県内の重軽傷者は16人。住宅被害の内訳は全壊3棟、半壊2棟、一部損壊229棟。

 鳥取県は21日、倉吉市湯梨浜町北栄町に災害救助法の適用を決めた。

2016年10月22日 21時01分    Copyright © The Yomiuri Shimbun