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アサンジ氏にネット使わせず=米大統領選に暴露メール影響-エクアドル

 【キトAFP=時事】エクアドル政府は18日、ロンドンのエクアドル大使館に逃げ込んでいる内部告発サイト「ウィキリークス」創設者ジュリアン・アサンジ氏に関し、インターネットを使えないようにしたと明らかにした。同サイトを通じて暴露された情報が、米大統領選に影響を及ぼしかねないことを受けた措置という。

 ウィキリークスは最近、大統領選民主党候補クリントン国務長官の選挙運動に絡む流出メールを次々と暴露している。エクアドル外務省は、声明で「エクアドル政府は内政不干渉の原則を尊重しており、他国の選挙に介入することも、特定の候補に肩入れすることもしない」と指摘。そうした立場から、大使館のネット接続を「一時的に制限」することを決めたと説明した。 

 ウィキリークスは17日、「複数の米関係者」の情報として、アサンジ氏のネットに対する措置はケリー米国務長官の要請によるものだと非難していた。

 これに対しカービー国務省報道官は18日、「ウィキリークスにはかねて懸念を抱いているが、ケリー長官がネット遮断に関与したというのは事実でない」と否定。エクアドル外務省も声明で、遮断は「他国の圧力を受けた決定ではない」と主張している。
 アサンジ氏はスウェーデンで性的暴行容疑に問われ、2012年6月からロンドンのエクアドル大使館に滞在している。

時事通信(2016/10/19-14:39)