今日のニュース

気になったニュース

「世紀の捏造」犯人、発見者の一人とほぼ断定

 原始的な人類の骨を発見したとして40年以上にわたり科学界を欺いたピルトダウン人事件の「犯人」を突き止めたとする研究成果を、大英自然史博物館などがまとめた。

 最新技術で骨の標本を分析し、発見者の一人のアマチュア考古学者によるものとほぼ断定した。

 「ピルトダウン人」の骨は、1912年にアマチュア考古学者チャールズ・ドーソン氏らが、英南部で発掘したと主張した。学界の称賛を浴びたが、53年に人とオランウータンの骨を組み合わせたものと判明し、「20世紀最悪の捏造ねつぞう事件」と呼ばれた。

 実際に誰が捏造したのかには諸説あり、探偵小説「シャーロック・ホームズ」シリーズの作者で、発掘現場付近に住んでいたコナン・ドイルの名前も挙げられていた。
2016年10月13日 17時36分    Copyright © The Yomiuri Shimbun