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出光・昭シェル、株価が大幅安 合併延期報道受け

 13日後場の株式市場で石油元売り大手の出光興産と昭和シェル石油の株価が大幅に下落している。それぞれ前日比で一時5%を超える大幅安となった。両社が2017年4月に予定していた合併を延期する方針を固めたとの報道が前場終了後に伝わったため。後場開始と共に、両社の株価は下げ足を速めている。

 出光興産株は、後場開始直後に一時前日比145円(6.3%)安い2165円を付けた。昭和シェル石油株も一時前日比51円(5.2%)安い939円まで下げた。

 両社は早期合併に向け交渉を続けるとしているが、出光株の3割を握る創業家が合併に反対を続け、膠着状態が続いている。報道を受けて、今後の合併の道筋に対する不透明感が一段と強まったことから投資家の失望売りが膨らんだ。

2016/10/13 12:59    日経新聞

 

出光の創業家反対、出光と昭和シェル合併延期へ

 石油元売り業界2位の出光興産と業界5位の昭和シェル石油は13日、来年4月に予定していた合併を延期する方針を固めた。

 出光の大株主である創業家が合併に反対しており、説得に時間がかかると判断した。両社は同日夕、記者会見して発表する。

 国内の石油需要が減少傾向にあることなどから、両社は経営基盤の強化と生産設備の効率化が必要とみており、合併に向けた協議は今後も続ける。ただ、出光の創業家を説得できるめどは立っておらず、先行きは不透明だ。

 出光と昭和シェルの合併を巡っては、今年6月の出光の株主総会で、創業者、出光佐三氏の長男で元社長の出光昭介・名誉会長(89)らが、社風の違いなどを理由に反対する意向を表明した。創業家側は、昭介氏が代表を務める公益財団2法人などを含めて「33・92%」の出光株を保有していると主張している。
2016年10月13日 13時14分     Copyright © The Yomiuri Shimbun