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鍵番号覚え、ネットで合鍵注文か 女子大生宅に侵入容疑

 松山市内の女子大学生の自宅マンションに侵入したとして先月に逮捕、起訴された男が、女子大学生の部屋の鍵に刻まれている「鍵番号」をもとにインターネットで入手した合鍵を使って侵入していたことが、愛媛県警への取材でわかった。

 県警によると、男は松山市久万ノ台の愛媛大学医学部付属病院契約職員、村上隆幸被告(44)。逮捕容疑は、9月10日午後9時20分ごろ、同市の女子大学生(20)が住むマンションの一室に侵入したというもの。村上被告は侵入後、帰宅した女子大学生と鉢合わせして逃走。その日に県警に自首し、翌日逮捕された。「女性の私生活が見たかった」と認めているという。

 村上被告は事件前、マンションの管理会社を装って女子大学生の部屋を訪れ、鍵を見せるよう求めて鍵番号をメモしたとみられている。今回の合鍵以外にも別に7本のマンションの合鍵を所持しており、県警は一部は同様の手口で作ったとみている。

 錠取扱業者でつくる「日本ロックセキュリティ協同組合」(東京)によると、鍵番号は住宅用の鍵の大半に刻まれているもので、鍵の形状などを表し、合鍵を作る際に必要になる。

 同組合は加盟している錠取扱業者に対し、合鍵を作る前に鍵の現物を見て鍵番号を確認したり、依頼主の免許証などで本人確認をしたりするよう求めている。だが、業者側に法的義務はないうえ、組合非加盟の業者もあるという。組合は「鍵番号は大切な個人情報。人目に触れないよう工夫することが必要」と呼びかけている。(大川洋輔)

2016年10月5日11時27分    朝日新聞デジタル