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羅臼の間欠泉、噴出口に石詰められる 湯が低く不規則に

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石が詰められた間欠泉。湯気は高く上がるが、熱湯は1~2メートルほどしか上がっていないという=22日午後4時57分、北海道羅臼町、神村正史撮影

  北海道羅臼町にある道指定天然記念物「羅臼の間欠泉」の噴き出し口に石が詰められた。ほぼ55分おきに7~8メートルの高さまで噴き上げていた熱湯が、現在は1~2メートルほどの高さになり、その間隔も不規則になった。町教育委員会から被害届を受けた中標津署が器物損壊容疑で捜査を始めた。

 関係者によると、間欠泉のそばには噴湯状況を観察するカメラがある。カメラには、13日早朝に立ち入り規制区域内に入って間欠泉に近づく人が写っていた。異変はその後からで、同日午前8時40分ごろに撮影された噴湯は高さが1メートルに満たない状況だったという。

 町教委によると、間欠泉は温泉調査の際のボーリングで噴出したため、噴き出し口は鋼管(直径約10センチ)になっている。異変後、確認したところ、1メートルほどの深さのところで、石がほぼ隙間なく詰まっていた。

 間欠泉は知床連山最高峰の羅臼岳の登山口にあり、噴湯のタイミングを見計らって人が集まる人気スポットだ。町教委は「復旧のめどが立たない。非常に残念」。北海道を自転車で1周中に訪れた川崎市の広瀬宗彦さん(28)は「45分待ってやっと噴き上げたと思ったら、期待したよりしょぼかった」と話した。(神村正史)

2016年9月24日09時13分    朝日新聞デジタル