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有志国がシリア政権軍を空爆、83人死亡 誤爆か

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 【ダマスカス、モスクワ=共同】シリア東部デリゾール県のアサド政権軍拠点に17日、米軍主導の有志国連合による空爆があり、シリア人権監視団(英国)によると、政権軍兵士少なくとも83人が死亡、120人が負傷した。空爆があったのは過激派組織「イスラム国」(IS)に包囲されている政権軍の拠点。

 ロシア国防省報道官は誤爆の可能性を指摘した。米中央軍は「意図的な空爆ではなかった」と釈明した。米ロ主導で12日夕に発効したシリア全土での一時停戦に悪影響を与えるのは必至。ISは停戦の対象外だった。

 ロシア外務省のザハロワ情報局長は国連安全保障理事会の緊急会合要請を表明。外交筋によると、安保理は17日午後(日本時間18日午前)に緊急会合を開く。

 米中央軍は「十分な事前監視を基にISの拠点を空爆したと認識していたが、シリア政権軍の一部の可能性があるとロシア側から通告を受け空爆を中断した」と明らかにした。

 ロシアのメディアによると、ザハロワ氏は停戦合意が台無しになったとの認識を示した。同時に「米国はISを守っている」と非難のトーンを強めた。国防省報道官は、シリア政府からの連絡としてシリア兵62人が死亡したと述べた。イラクから飛来したF16戦闘機2機とA10攻撃機2機が空爆したという。

 国営シリア・アラブ通信によれば、同国外務省は米国がISやほかのテロリストを支援しているのは明らかだと指摘し、攻撃を非難するよう求める書簡を国連安保理潘基文事務総長に送付した。

2016/9/18 9:57    日経新聞