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岩手・岩泉で新たに複数人発見、全員心肺停止か

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新たに付近で1人が見つかった、道の駅いわいずみ=2日午後4時27分、岩手県岩泉町、朝日新聞社ヘリから、堀英治撮影

 岩手県警によると、台風10号による豪雨で大きな被害を受けた岩手県岩泉町で2日、「道の駅いわいずみ」付近など町内の2~3カ所で新たに複数人を発見した。いずれも心肺停止とみられるという。岩手県内ではこれまでに12人の死亡が確認されている。

2016年9月2日15時26分 朝日新聞デジタル

 

新たに複数遺体 台風10号の増水で犠牲か 岩手県岩泉町

  台風10号の豪雨被害に遭った岩手県岩泉町で2日、新たに複数の遺体が見つかった。捜査関係者が明らかにした。県警はいずれも台風による川の増水で犠牲になったとみて、身元の確認を急いでいる。

 このうち1人は、9人が亡くなった高齢者グループホームがある岩泉町乙茂地区の道の駅付近で2日午前に見つかった。

 県警は1日までは道路が寸断されて立ち入れなかった集落にも捜索範囲を広げており、犠牲者が増える可能性もあるとみている。〔共同〕

2016/9/2 15:48 日経新聞


 

台風10号、岩手の死者12人に 1100人が孤立状態

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台風10号の影響で道路が通れなくなり、山あいの集落では家の屋根に「SOS」と書いて助けを求めていた。岩手県の防災ヘリが取り残された人の救助に当たった=1日午後1時12分、岩手県岩泉町、朝日新聞社ヘリから、時津剛撮影

 台風10号の豪雨による浸水被害で、岩手県警は1日、県内で新たに1人の遺体を発見したことを明らかにした。岩手県内での死者は12人となった。このほか、少なくとも約1100人が孤立状態になっており、岩泉町では17人の安否が確認できていない。北海道では3人が行方不明のままとなっている。

 岩手県によると1日正午現在、最も孤立状態の人が多いのは岩泉町で約900人。他にも宮古市で約200人が孤立しているという。岩泉町によると、孤立者の半数以上が高齢者とみられ、独居の人が多い。県内の避難所には4市町村で約570人が避難している。

 岩泉町では11人が死亡した。伊達勝身町長は1日午前の会見で、被害区域に避難勧告を出さなかったことについて「甘かったと反省している」と陳謝した。

 一方、北海道では崩落した橋から車が落ち、計3人が行方不明となっている。転落した車3台のうち2台が見つかったが、いずれも車内に人はいなかった。

 道によると1日午後3時現在、清水、新得、南富良野の3町の761人に避難指示、清水、新得の2町の2553人に避難勧告が出ている。自主避難も含めると、264人が避難所に避難している。

 北海道清水町では1日午前11時ごろ、同町の無職椿(つばき)勝彦さん(75)の車が見つかったが、車内は無人だった。大樹町でも3人乗りの車が川に落ち、2人は自力で脱出。車は発見されたが、音更町の会社員鈴木洋平さん(28)は見つかっていない。新得町でも70代男性が運転する車が川に落ちたとの情報があり、捜索が続いている。

2016年9月1日21時54分 朝日新聞デジタル

 

 

岩手・北海道で氾濫・浸水相次ぐ 11人死亡1人不明

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濁流で車が押し流されていた=31日午前7時38分、北海道芽室町池田敏行撮影

 30日夜に上陸した台風10号の影響で東北地方を中心に大雨に見舞われ、岩手県北海道の各地で河川の氾濫(はんらん)や堤防の決壊による浸水の被害が相次いだ。岩手県で11人の死亡が確認され、北海道では1人が行方不明になっている。

 岩手県宮古地区広域行政組合消防本部によると、31日午前9時40分ごろ、同県岩泉町乙茂地区にある高齢者施設内で、入所者とみられる9人の高齢者の遺体が見つかったとの連絡が同本部に入った。県警は9人の死亡を確認した。施設内に流入した土砂に埋もれた状況で見つかったという。

 県警によると、岩泉町の別の現場で男性の遺体を発見した。

 県によると31日午前6時現在、釜石市久慈市、岩泉町など沿岸を中心に7市町村で約400人が孤立している。県警によると、同日午前8時20分ごろ、久慈市山根町でがれきの中から高齢女性1人が遺体で見つかった。川の氾濫で流されたとみられる。久慈市で3件、安否を確認できない世帯があるという。

 北海道では河川の堤防の決壊が相次いだ。南富良野町を流れる空知川では、31日午前4時40分ごろ、堤防が2カ所で決壊した。北海道によると、同日午前7時半現在で約200人が孤立状態になった。

 帯広市中島を流れる札内川でも堤防が約200メートルにわたって決壊。芽室町では芽室川の水があふれ、周辺の道路や住宅が冠水し、20~30世帯が孤立した。

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台風10号による大雨の影響で空知川にかかる橋が崩落した=31日午前10時7分、北海道南富良野町、山本裕之撮影

 大樹町幸徳のヌビナイ橋では、31日午前1時40分ごろ、通行中のレジャー用多目的車(RV)が川に転落したと119番通報があった。道警広尾署によると、車には3人が乗っており、2人は自力で脱出したが、音更町の会社員男性(28)が車ごと流されて行方不明になっている。橋は一部が崩落しており、そこから落ちたとみられる。3人はコンサルタント会社員で、別の川の水量を調査した帰りだったという。

 31日未明に温帯低気圧に変わった台風10号は、東北北部や北海道南部を暴風域に巻き込みながら進んだ。通常は本州に近づくにつれて勢力が衰えるが、今回は日本海付近の寒冷の渦の影響で勢力を維持した。

 同日未明~朝までの48時間雨量は、北海道上士幌町で312ミリ、福島市で288ミリ、岩手県久慈市で278ミリを観測。北海道南富良野町では31日未明までの24時間雨量で171ミリの大雨となった。同県宮古市や岩泉町では30日夕方までの1時間雨量が70~80ミリを記録し、観測史上最多となった。

2016年8月31日11時49分 朝日新聞デジタル

 

 

岩手で10人死亡、北海道で3人不明 台風被害


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台風10号の被害を受け、複数の遺体が確認された高齢者施設付近(31日午前8時42分、岩手県岩泉町)=共同通信社機から

 温帯低気圧に変わった台風10号の影響で、大雨となった北海道や東北地方では31日、堤防の決壊や浸水などの被害が相次いだ。警察によると、岩手県で台風の被害とみられる死者が10人確認されたほか、北海道では3人が行方不明になっている。北海道開発局と北海道によると、南富良野町幾寅の空知川で堤防が決壊し、町役場がある市街地が浸水、住民約200人が孤立した。

 岩手県警によると、浸水被害のあった同県岩泉町の高齢者グループホーム「楽ん楽ん」の周辺で9人の遺体が見つかった。久慈市ではがれきの中から高齢女性1人の遺体が発見された。

 北海道では、南富良野町の空知川や帯広市札内川で堤防が決壊したほか、大樹町や清水町など3カ所で橋が損壊し計5台の車が川に転落、男性が行方不明になるなど計3人と連絡が取れない。北海道は住民の救助や給水活動のため、自衛隊南富良野町など4町への災害派遣を要請した。

 岩手県岩泉町は川の氾濫で中心部などが浸水。陸上自衛隊が上空から住民3人を救助した。岩手県宮古市では冠水で市役所が一時孤立した。

 気象庁によると、北海道ではこの数日間に記録的な雨量を観測。上士幌町では29日午前0時から31日午前10時半までに、平年の8月1カ月分を大きく上回る328.5ミリの雨が降った。南富良野町幾寅でも183.5ミリの大雨を観測した。

2016/8/31 11:51 日経新聞