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韓国ロッテ副会長自殺か 裏金疑惑聴取当日

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死亡した韓国ロッテグループの李仁源副会長(右)と重光昭夫会長(2009年12月、ソウル)=聯合・共同

 【ソウル=加藤宏一】韓国ロッテグループのナンバー2、李仁源(イ・インウォン)副会長(69)が26日、ソウル郊外で遺体で発見された。遺体の状態から自殺したとみられる。韓国ロッテはグループ間取引を使って裏金をつくった疑惑などで検察の捜査の対象になっており、李氏は同日、ソウル中央地検で聴取を受ける予定だった。

 6月に始まった検察による捜査は、李氏と共に辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)会長(61)の最側近の一人である黄●圭(●はたまへんに玉、ファン・ガッキュ)社長(62)が25日、事情聴取を受けるなど大詰めを迎えており、近く辛会長も聴取を受けるとの見方が出ていた。聯合ニュースによると、検察は李氏の自殺を受けて「捜査日程の再検討を考える」と話している。

 李氏は25日夜に車で外出しそのまま戻らなかった。26日朝、ソウル郊外の京畿道楊平郡の散策路で首にネクタイを巻いた状態で死亡しているのが見つかった。自殺現場から離れた場所にある李氏のものとみられる自動車の中にはA4判で4枚の遺書とみられる文書も発見された。韓国メディアによると、ロッテの役職員や家族にあてたもので、裏金づくりを否定するなどの内容だったという。

 日韓を主な基盤とするロッテグループは経営権を巡って創業者の辛格浩(シン・ギョクホ、重光武雄)氏の長男、辛東主(シン・ドンジュ、重光宏之)氏と次男の昭夫氏の争いが続いている。

2016/8/26 10:59 日経新聞